引越しの日は「火」を入れる、
つまり、ガスの火を使うことが肝心です。
家の中に「火」を入れることは、
そこに新たな生命を生じさせることになり、
新たな暮らしの始まりを意味するからです。
家具を運び込んだり、
たとえ人が移り住んでいても、
「火」を入れていない空間は本当の住まいとは言えません。
お米を炊いて家族でご飯を食べることで初めて住む家に生命が与えられ、
新生活のスタートをきったことになります。
また、これから毎日を過ごす家の気は、
そこに暮らす人に計り知れない影響を与えるものです。
スタートする時点で空間に漂う気を綺麗に整えておくことも重要です。
全ての部屋の気の浄化と水拭きを行ないましょう。
特に、中古物件や賃貸物件の場合、
前の持ち主の運気が残っていて、その影響を受けやすいので、
この作業はとても大切なことです。
陰の気が籠りやすい水周りとキッチンは特に念入りに。
ドアや、備え付けの冷蔵庫・食器棚があれば、
それもしっかり拭きましょう。