いくら風水学的に立派な家を建てたとしても、
家を大切にする心がなければ、
せっかくの家の力はプラスに働きません。
逆に、風水を全く気にせずに入居した家であっても、
家を大切にし、こまめに手入れを続け、
植木を配置したり、仏壇を飾ったりしているうちに、
良い相へと変わっていくでしょう。
つまり、風水よりも住む人の心がけが一番大切なことで、
どんなに理想的な家相の家に住んだとしても、
粗暴に扱ってしまっては、せっかくの家の運気をダメにしてしまいます。
家相を調べてみて、凶であったからといって、恐がることはありません。
逆に、吉相であるからといって安心しきって、
怠惰な生活に陥ることの方が、結果的には不幸になるでしょう。
もし、家相を調べて吉相であったのならば、
その家を建てた時の運気と心構えがよかったのだということを忘れずに
感謝の気持ちを持ち、慢心せず、さらに家を綺麗することが大切なことです。
家に不平不満を抱いているようでは幸せは訪れません。
例えば、玄関に下駄箱がないことや、台所が狭いことなど、
自分の住んでいる家への不満を口にすることはよくありません。
下駄箱がないのは、シンプルであるため。
台所が狭いのは、こぢんまりとコンパクトにまとまっているため。
と解釈し、いかに上手に住みこなすかが問題となるのです。